KAMI VIBES 読みもの(よみもの)占っ(うらなっ)てみる
← 目次(もくじ)へ世界(せかい)と神様(かみさま)のはじまり / 第(だい)3話(わ)

STORY 03 / 13 読書(どくしょ)の目安(めやす) 約(やく)3分(ふん)

会い(あい)たい。でも、戻れ(もどれ)ない。

黄泉の国(よみのくに)と、三柱(みはしら)の神様(かみさま)

もう一度(もういちど)、会い(あい)たい。その気持ち(きもち)で追いかけ(おいかけ)た先(さき)に、大きな(おおきな)別れ(わかれ)が待っ(まっ)ていたんだ。

03

ここまでの話(はなし)

イザナミを失っ(うしなっ)たイザナキは、亡くなっ(なくなっ)た人(ひと)の世界(せかい)・黄泉の国(よみのくに)へ向かう(むかう)よ。

登場(とうじょう)する神様(かみさま)・人物(じんぶつ)

名前(なまえ)は、一(いち)度(ど)で覚え(おぼえ)なくて大丈夫(だいじょうぶ)! 気(き)になった神様(かみさま)の紹介(しょうかい)を開い(ひらい)てみてね。

01 / 4

向こう(むこう)の食事(しょくじ)、もう食べ(たべ)ちゃった。

イザナキは、イザナミに帰っ(かえっ)てきてほしいと頼む(たのむ)よ。でもイザナミは、黄泉の国(よみのくに)の食べ物(たべもの)を、もう口(くち)にしていたんだ。この物語(ものがたり)では、それが死者(ししゃ)の世界(せかい)との結び(むすび)つきを意味(いみ)する。それでも、帰れる(かえれる)か相談(そうだん)してくることに。その間(そのかん)は、自分(じぶん)の姿(すがた)を見(み)ないでほしいと伝える(つたえる)よ。

02 / 4

待て(まて)なくて、約束(やくそく)を破っ(やぶっ)てしまう。

イザナミがなかなか戻ら(もどら)ず、イザナキは待ち(まち)きれなくなるんだ。明かり(あかり)をつけてのぞくと、そこには以前(いぜん)とは変わり果て(かわりはて)た姿(すがた)が。怖く(こわく)なったイザナキは逃げ出す(にげだす)。見(み)られたイザナミは怒っ(おこっ)て、あとを追う(おう)よ。会い(あい)たかったはずのふたりが、すれちがってしまったんだ。

03 / 4

大きな(おおきな)岩(いわ)の、こっちと向こ(むこ)う。

出口(でぐち)に着い(つい)たイザナキは、大きな(おおきな)岩(いわ)で道(みち)をふさぐよ。ふたりは岩(いわ)をはさんで、別れ(わかれ)の言葉(ことば)を交わす(かわす)。イザナミが一(いち)日(にち)に千(せん)人(にん)の命(いのち)を奪う(うばう)と言う(いう)と、イザナキは一(いち)日(にち)に千(せん)五(ご)百(ひゃく)の産屋(うぶや)を建てる(たてる)と答える(こたえる)んだ。産屋(うぶや)は、子(こ)を産む(うむ)ための小屋(こや)。死(し)があっても、新しい(あたらしい)命(いのち)が生まれ(うまれ)ていく世界(せかい)が語ら(かたら)れるよ。

04 / 4

体(からだ)を洗っ(あらっ)たら、次(つぎ)の神様(かみさま)が!

戻っ(もどっ)たイザナキは、水(みず)で体(からだ)を清める(きよめる)。これが「みそぎ」だよ。左目(ひだりめ)を洗う(あらう)とアマテラス、右目(みぎめ)からツクヨミ、鼻(はな)からスサノオが誕生(たんじょう)! アマテラスには高天原(たかまのはら)、ツクヨミには夜(よる)の世界(せかい)、スサノオには海原(うなばら)をまかせるんだ。ここで、物語(ものがたり)の中心(ちゅうしん)が次(つぎ)の世代(せだい)へ移る(うつる)よ。

どうして、そうなったの?

水(みず)で洗う(あらう)と、神様(かみさま)が生まれる(うまれる)の?

古事記(こじき)では、イザナキが身(み)を清める(きよめる)たびに神様(かみさま)が生まれる(うまれる)んだ。大きな(おおきな)別れ(わかれ)の後(のち)に、新しい(あたらしい)命(いのち)と役目(やくめ)が生まれる(うまれる)流れ(ながれ)だよ。「つらい経験(けいけん)の後(のち)の、新しい(あたらしい)出発(しゅっぱつ)」と重ね(かさね)て読む(よむ)こともできるね。それは、今(いま)のわたしたちの読み方(よみかた)の一つ(ひとつ)だよ。

つながる、次(つぎ)の物語(ものがたり)

天(てん)と夜(よる)と海(うみ)に、三つ(みっつ)の役目(やくめ)が決まっ(きまっ)た! ところがスサノオ、まかされた仕事(しごと)をしないんだ。

この話(はなし)の出典(しゅってん)・省略(しょうりゃく)したところ

古事記(こじき)にもとづく、このサイト独自(どくじ)の短い(みじかい)再話(さいわ)です。現代語訳(げんだいごやく)の転載(てんさい)ではありません。

死(し)や別れ(わかれ)を含む(ふくむ)回(かい)です。原典(げんてん)の身体(しんたい)についての強い(つよい)描写(びょうしゃ)は省い(はぶい)ています。

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