ここまでの話
神様たちが次々に現れ、イザナキとイザナミに仕事がまわってきたよ。まだ漂う国を整える、大きな役目なんだ。
登場する神様・人物
名前は、一度で覚えなくて大丈夫! 気になった神様の紹介を開いてみてね。
01 / 5
神様ふたりに、大きな仕事が!
天の世界・高天原に現れた神様たち。その後に登場したイザナキとイザナミは、まだふわふわと漂う国を整えるよう頼まれるよ。世界って、最初から完成していたわけじゃないんだ。これから、ふたりが力を合わせてつくっていくよ。
02 / 5
海のしずくが、島になっちゃう。
ふたりは天の浮き橋に立ち、長い矛を海へおろして、かきまぜるよ。引き上げると、先から落ちたしずくが積もって、一つの島に! これがオノゴロ島。地上で活動するための、最初の足場ができたんだ。
03 / 5
うまくいかないときは、相談。
島で結婚の儀式をしたふたりは、最初にヒルコを生む。でも、葦という草の船に乗せて海へ流してしまうんだ。次に淡島が生まれるよ。ふたりは思うようにいかなかったとして、天の神様たちに相談する。初めはイザナミから声をかけたけれど、今度はイザナキから、と教えられて儀式をやり直すんだ。昔の儀式の話として、今のわたしたちと分けて読もうね。
04 / 5
島も、自然の神様も、続々と!
やり直したふたりから、淡路島、四国、九州、本州などの島々が生まれるよ。さらに、海や山、風や木にかかわる神様も。古事記では、土地も自然の働きも、神様の誕生として語るんだ。島まで家族のようにつながるって、不思議だよね。
05 / 5
でも、悲しい別れが来る。
火の神様を生んだとき、イザナミは大きなやけどで命を落としてしまう。国をつくっていたふたりが、別々の世界へ分かれてしまったんだ。残されたイザナキは、もう一度会いたいと、イザナミのあとを追っていくよ。
どうして、そうなったの?
え、島まで「生まれる」の?
この話では、国の土地や自然を、神様の家族として語っているんだ。「神様を生む」と「国をつくる」がつながっているのが、面白いところだよ。島のでき方を科学で説明する話とは別に、世界の始まりを語る神話なんだ。
つながる、次の物語
国は生まれた。でも、生きている人と亡くなった人は、また一緒に暮らせるのかな。
この話の出典・省略したところ
古事記にもとづく、このサイト独自の短い再話です。現代語訳の転載ではありません。
神々の長い名前や家族のつながりは短くしています。声をかける順番は、この神話での儀式の話です。今の男女の決まりや、現実の出産の原因を説明するものではありません。ヒルコの体については日本書紀の別伝を混ぜず、海へ流す行いを手本とはしません。
- 國學院大學「水蛭子」 (新しいタブで開きます)
- 國學院大學「失敗も成功も― 国生み、神生み」 (新しいタブで開きます)
- 國學院大學 古事記注釈「国土の修理固成」 (新しいタブで開きます)
- 國學院大學 古事記注釈「国生み」 (新しいタブで開きます)
- 國學院大學 古事記注釈「伊耶那美の神避り」 (新しいタブで開きます)