KAMI VIBES 読みもの(よみもの)占っ(うらなっ)てみる
← 目次(もくじ)へ世界(せかい)と神様(かみさま)のはじまり / 第(だい)2話(わ)

STORY 02 / 13 読書(どくしょ)の目安(めやす) 約(やく)4分(ふん)

ふたりに、国(くに)づくりが任さ(まかさ)れた。

国生み(くにうみ)と神生み(かみうみ)

島(しま)も、海(うみ)も、山(やま)も生まれる(うまれる)って、どういうこと? 神様(かみさま)ふたりの国(くに)づくり、のぞいてみよ。

02

ここまでの話(はなし)

神様(かみさま)たちが次々(つぎつぎ)に現れ(あらわれ)、イザナキとイザナミに仕事(しごと)がまわってきたよ。まだ漂う(ただよう)国(くに)を整える(ととのえる)、大きな(おおきな)役目(やくめ)なんだ。

登場(とうじょう)する神様(かみさま)・人物(じんぶつ)

名前(なまえ)は、一(いち)度(ど)で覚え(おぼえ)なくて大丈夫(だいじょうぶ)! 気(き)になった神様(かみさま)の紹介(しょうかい)を開い(ひらい)てみてね。

01 / 5

神様(かみさま)ふたりに、大きな(おおきな)仕事(しごと)が!

天(てん)の世界(せかい)・高天原(たかまのはら)に現れ(あらわれ)た神様(かみさま)たち。その後(そのご)に登場(とうじょう)したイザナキとイザナミは、まだふわふわと漂う(ただよう)国(くに)を整える(ととのえる)よう頼ま(たのま)れるよ。世界(せかい)って、最初(さいしょ)から完成(かんせい)していたわけじゃないんだ。これから、ふたりが力(ちから)を合わせ(あわせ)てつくっていくよ。

02 / 5

海(うみ)のしずくが、島(しま)になっちゃう。

ふたりは天(てん)の浮き(うき)橋(きょう)に立ち(たち)、長い(ながい)矛(ほこ)を海(うみ)へおろして、かきまぜるよ。引き上げる(ひきあげる)と、先(さき)から落ち(おち)たしずくが積もっ(つもっ)て、一つ(ひとつ)の島(しま)に! これがオノゴロ島(とう)。地上(ちじょう)で活動(かつどう)するための、最初(さいしょ)の足場(あしば)ができたんだ。

03 / 5

うまくいかないときは、相談(そうだん)。

島(しま)で結婚(けっこん)の儀式(ぎしき)をしたふたりは、最初(さいしょ)にヒルコを生む(うむ)。でも、葦(あし)という草(くさ)の船(ふね)に乗せ(のせ)て海(うみ)へ流し(ながし)てしまうんだ。次に(つぎに)淡島(あわしま)が生まれる(うまれる)よ。ふたりは思う(おもう)ようにいかなかったとして、天(てん)の神様(かみさま)たちに相談(そうだん)する。初め(はじめ)はイザナミから声(こえ)をかけたけれど、今度(こんど)はイザナキから、と教え(おしえ)られて儀式(ぎしき)をやり直す(やりなおす)んだ。昔(むかし)の儀式(ぎしき)の話(はなし)として、今(いま)のわたしたちと分け(わけ)て読も(よも)うね。

04 / 5

島(しま)も、自然(しぜん)の神様(かみさま)も、続々(ぞくぞく)と!

やり直し(やりなおし)たふたりから、淡路島(あわじしま)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、本州(ほんしゅう)などの島々(しまじま)が生まれる(うまれる)よ。さらに、海(うみ)や山(やま)、風(かぜ)や木(き)にかかわる神様(かみさま)も。古事記(こじき)では、土地(とち)も自然(しぜん)の働き(はたらき)も、神様(かみさま)の誕生(たんじょう)として語る(かたる)んだ。島(しま)まで家族(かぞく)のようにつながるって、不思議(ふしぎ)だよね。

05 / 5

でも、悲しい(かなしい)別れ(わかれ)が来る(くる)。

火(ひ)の神様(かみさま)を生ん(うん)だとき、イザナミは大きな(おおきな)やけどで命(いのち)を落とし(おとし)てしまう。国(くに)をつくっていたふたりが、別々(べつべつ)の世界(せかい)へ分かれ(わかれ)てしまったんだ。残さ(のこさ)れたイザナキは、もう一度(もういちど)会い(あい)たいと、イザナミのあとを追っ(おっ)ていくよ。

どうして、そうなったの?

え、島(しま)まで「生まれる(うまれる)」の?

この話(はなし)では、国(くに)の土地(とち)や自然(しぜん)を、神様(かみさま)の家族(かぞく)として語っ(かたっ)ているんだ。「神様(かみさま)を生む(うむ)」と「国(くに)をつくる」がつながっているのが、面白い(おもしろい)ところだよ。島(しま)のでき方(かた)を科学(かがく)で説明(せつめい)する話(はなし)とは別に(べつに)、世界(せかい)の始まり(はじまり)を語る(かたる)神話(しんわ)なんだ。

つながる、次(つぎ)の物語(ものがたり)

国(くに)は生まれ(うまれ)た。でも、生き(いき)ている人(ひと)と亡くなっ(なくなっ)た人(ひと)は、また一緒(いっしょ)に暮らせる(くらせる)のかな。

この話(はなし)の出典(しゅってん)・省略(しょうりゃく)したところ

古事記(こじき)にもとづく、このサイト独自(どくじ)の短い(みじかい)再話(さいわ)です。現代語訳(げんだいごやく)の転載(てんさい)ではありません。

神々(かみがみ)の長い(ながい)名前(なまえ)や家族(かぞく)のつながりは短く(みじかく)しています。声(こえ)をかける順番(じゅんばん)は、この神話(しんわ)での儀式(ぎしき)の話(はなし)です。今(いま)の男女(だんじょ)の決まり(きまり)や、現実(げんじつ)の出産(しゅっさん)の原因(げんいん)を説明(せつめい)するものではありません。ヒルコの体(からだ)については日本書紀(にほんしょき)の別伝(べつでん)を混ぜ(まぜ)ず、海(うみ)へ流す(ながす)行い(おこない)を手本(てほん)とはしません。

編集(へんしゅう)方針(ほうしん)を読む(よむ)