ここまでの話
ニニギとコノハナノサクヤヒメの子。兄のホデリは海、弟のホオリは山で、獲物をとるのが得意だよ。
登場する神様・人物
名前は、一度で覚えなくて大丈夫! 気になった神様の紹介を開いてみてね。
01 / 4
借りたもの、なくしちゃった……。
ホオリは、兄のホデリに仕事の道具を交換したいと頼むよ。でも、慣れない釣りで、借りた針をなくしてしまうんだ。代わりの針をたくさんつくっても、兄は元の針でなければだめだと譲らない。困ったホオリは、浜辺で泣いていたよ。
02 / 4
探し物の途中で、まさかの結婚!
シオツチという神様の助けで、ホオリは海の神様の宮へ向かうよ。そこで娘のトヨタマヒメと出会い、結婚するんだ。歓迎されて、海の宮で三年。でも、やがて釣り針を探しに来たことを思い出すよ。そうそう、もともとの用事はそれだった!
03 / 4
魚たちに聞いたら、見つかった!
事情を知った海の神様は、魚たちを集めて聞いてみるよ。すると、タイののどに針が引っかかっていると分かるんだ。元の針が、やっと見つかった! 海の神様は、兄への対処の仕方と、潮を満たしたり引かせたりする玉を授けて、ホオリを地上へ送り返すよ。
04 / 4
兄と弟の立場が、逆転する。
戻ったホオリが教えられたとおりにすると、ホデリはだんだん困り、ついには弟を攻めるよ。ホオリは玉で潮を満たし、兄が苦しむと潮を引かせる。最後に、兄は弟に従うと約束するんだ。ただ仲直りしただけでなく、海の力を得た弟が、兄より強い立場になる話でもあるよ。
?どうして、そうなったの?
どうして、代わりの針じゃだめなの?
兄は代わりを受け取らず、貸したその針を求めるよ。だから弟は、自分だけでは行けない海の世界まで探しに行くことになるんだ。兄の本当の気持ちを決めつけず、「代わりでは解決しない問題が、旅のきっかけになった」と読むと、流れが分かるよ。
つながる、次の物語
ホオリとトヨタマヒメに、子どもが生まれるよ。天・山・海の家族が、次の世代へつながるんだ。
この話の出典・省略したところ
古事記にもとづく、このサイト独自の短い再話です。現代語訳の転載ではありません。
海幸彦はホデリ、山幸彦はホオリを指す親しまれた呼び名です。後世の童話の結末を混ぜず、兄が弟に従うところまで紹介しています。
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