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STORY 13 / 13 読書(どくしょ)の目安(めやす) 約(やく)4分(ふん)

神様(かみさま)の物語(ものがたり)が、天皇(てんのう)へつながる。

神武(じんむ)東征(とうせい)と、大和(やまと)のはじまり

神様(かみさま)からたどってきた家族(かぞく)の話(はなし)が、天皇(てんのう)の物語(ものがたり)へ。日向(ひむか)から大和(やまと)への旅(たび)を見(み)てみよ。

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ここまでの話(はなし)

カムヤマトイワレビコは、兄(あに)のイツセと、どこで国(くに)を治める(おさめる)か相談(そうだん)するよ。古事記(こじき)も、上巻(じょうかん)から中巻(ちゅうかん)へ進む(すすむ)んだ。

登場(とうじょう)する神様(かみさま)・人物(じんぶつ)

名前(なまえ)は、一(いち)度(ど)で覚え(おぼえ)なくて大丈夫(だいじょうぶ)! 気(き)になった神様(かみさま)の紹介(しょうかい)を開い(ひらい)てみてね。

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東(ひがし)へ出発(しゅっぱつ)。でも、すんなりはいかない。

兄弟(きょうだい)は日向(ひむか)を出(で)て、瀬戸内(せとうち)のいくつもの土地(とち)を通り(とおり)、東(ひがし)へ進む(すすむ)よ。でも、行く先(ゆくさき)では戦い(たたかい)が待ち(まち)、イツセが傷(きず)を負っ(おっ)てしまうんだ。太陽(たいよう)の神様(かみさま)の子孫(しそん)なのに、太陽(たいよう)に向かっ(むかっ)て戦っ(たたかっ)たのがよくなかった、と考え(かんがえ)た一行(いっこう)は、進む(すすむ)方向(ほうこう)を変える(かえる)よ。

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兄(あに)との別れ(わかれ)と、熊野(くまの)でのピンチ。

一行(いっこう)は南(みなみ)へ回る(まわる)けれど、イツセは傷(きず)のために亡くなる(なくなる)。さらに熊野(くまの)では、大きな(おおきな)熊(くま)が現れ(あらわれ)て消え(きえ)、一行(いっこう)が気(き)を失っ(うしなっ)てしまうんだ。そこへ剣(けん)を届ける(とどける)のが、タカクラジ。夢(ゆめ)で神(かみ)から受け取る(うけとる)よう告げ(つげ)られた剣(けん)によって、一行(いっこう)は再び(ふたたび)動き出す(うごきだす)よ。

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ここにも、タカギの神(かみ)の助け(たすけ)が!

タカギの神(かみ)が、道案内(みちあんない)の八咫烏(やたがらす)を送る(おくる)よ。タカギは、最初(さいしょ)に現れ(あらわれ)たタカミムスビの別名(べつめい)。ここでも登場(とうじょう)するんだね! 一行(いっこう)は鳥(とり)のあとを追って(おって)、山(やま)を越え(こえ)、大和(やまと)へ。途中(とちゅう)では、力(ちから)を貸す(かす)人(ひと)にも、敵対(てきたい)する人(ひと)にも出会う(であう)よ。神様(かみさま)の助け(たすけ)と、地上(ちじょう)での出会い(であい)や戦い(たたかい)を重ね(かさね)て進む(すすむ)んだ。

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ばらばらに見え(みえ)た話(はなし)が、つながった。

古事記(こじき)は、カムヤマトイワレビコが、畝傍山(うねびやま)のふもとにある橿原(かしはら)の宮(みや)で国(くに)を治め(おさめ)たと語る(かたる)よ。この人(ひと)が、後(ご)の呼び名(よびな)でいう神武天皇(じんむてんのう)。世界(せかい)の始まり(はじまり)から、天(てん)と地(ち)の神様(かみさま)、山(やま)と海(うみ)の家族(かぞく)、そして天皇(てんのう)へ。長い(ながい)道のり(みちのり)だったけど、一つ(ひとつ)の物語(ものがたり)としてつながっていたんだね。

どうして、そうなったの?

これって、全部(ぜんぶ)そのまま歴史(れきし)なの?

神武天皇(じんむてんのう)の旅(たび)と即位(そくい)は、古事記(こじき)が語る(かたる)、王(おう)の始まり(はじまり)の物語(ものがたり)だよ。旅(たび)の道(みち)や人生(じんせい)が、そのまま歴史(れきし)の研究(けんきゅう)で確かめ(たしかめ)られた、という意味(いみ)ではないんだ。神様(かみさま)の家族(かぞく)から天皇(てんのう)へ、どう話(はなし)がつながるかを読む(よむ)こと。資料(しりょう)から、本当に(ほんとうに)起き(おき)たことを確かめる(たしかめる)こと。どちらも大切(たいせつ)だけど、違う(ちがう)問い(とい)なんだね。

つながる、次(つぎ)の物語(ものがたり)

神様(かみさま)の名前(なまえ)を知る(しる)と、いつもの神社(じんじゃ)も少し(すこし)違っ(ちがっ)て見える(みえる)かも。今度(こんど)は、身近(みぢか)な神社(じんじゃ)にどんな神様(かみさま)がいるか、のぞいてみよ!

家族(かぞく)のつながりをもう一度(もういちど)見る(みる) ↗
この話(はなし)の出典(しゅってん)・省略(しょうりゃく)したところ

古事記(こじき)にもとづく、このサイト独自(どくじ)の短い(みじかい)再話(さいわ)です。現代語訳(げんだいごやく)の転載(てんさい)ではありません。

東征(とうせい)の戦闘(せんとう)・歌(うた)・登場(とうじょう)人物(じんぶつ)を一部(いちぶ)省略(しょうりゃく)しています。日本書紀(にほんしょき)にもとづく紀元前(きげんぜん)660年(ねん)の即位(そくい)年(とし)や、後世(こうせい)の八咫烏(やたがらす)の三(さん)本(ほん)足(あし)の図像(ずぞう)は、古事記(こじき)本文(ほんぶん)の説明(せつめい)に混ぜ(まぜ)ていません。これは古事記(こじき)全(ちょん)三巻(さんかん)の全訳(ぜんやく)ではなく、初代(しょだい)天皇(てんのう)へのつながりを追う(おう)入門(にゅうもん)編(へん)です。

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