KAMI VIBES 読みもの(よみもの)占っ(うらなっ)てみる
← 目次(もくじ)へ地上(ちじょう)の国(くに)をつくる / 第(だい)6話(わ)

STORY 06 / 13 読書(どくしょ)の目安(めやす) 約(やく)3分(ふん)

最後(さいご)に来(き)た人(ひと)が、話(はなし)を聞い(きい)た。

因幡(いなば)の白(はく)うさぎ

知っ(しっ)てる、うさぎの話(はなし)! でもこれ、大国主(おおくにぬし)の長い(ながい)物語(ものがたり)の、まだ入口(いりぐち)なんだ。

06

ここまでの話(はなし)

舞台(ぶたい)は出雲(いずも)から因幡(いなば)へ。オオナムヂという若い(わかい)神様(かみさま)が、兄たち(あにたち)の荷物(にもつ)を持っ(もっ)て歩い(あるい)ているよ。

登場(とうじょう)する神様(かみさま)・人物(じんぶつ)

名前(なまえ)は、一(いち)度(ど)で覚え(おぼえ)なくて大丈夫(だいじょうぶ)! 気(き)になった神様(かみさま)の紹介(しょうかい)を開い(ひらい)てみてね。

01 / 4

海(うみ)を渡る(わたる)ために、ひと工夫(くふう)。でも……。

島(しま)から向こう岸(むこうぎし)へ渡り(わたり)たいうさぎは、海(うみ)の生き物(いきもの)のワニたちに、仲間(なかま)の数(かず)を比べよ(くらべよ)うと持ちかける(もちかける)よ。一(いち)列(れつ)に並ん(ならん)でもらい、数える(かぞえる)ふりをして背中(せなか)を渡る(わたる)んだ。でも最後(さいご)に、だましたことを言っ(いっ)てしまう。怒っ(おこっ)たワニに皮(かわ)をはがされ、うさぎはひどいけがをしてしまうよ。

02 / 4

言わ(いわ)れたとおりにしたのに!

通りかかっ(とおりかかっ)たのは、ヤガミヒメに結婚(けっこん)を申し込む(もうしこむ)旅(たび)の途中(とちゅう)の兄(あに)神(しん)たち。うさぎに、海水(かいすい)を浴び(あび)て風(かぜ)に当たれ(あたれ)ばよいと教える(おしえる)んだ。でも、言わ(いわ)れたとおりにすると、痛み(いたみ)はもっとひどくなる。うさぎは泣く(なく)ことしかできないよ。

03 / 4

遅れ(おくれ)て来(き)た神様(かみさま)は、まず話(はなし)を聞く(きく)。

兄たち(あにたち)の荷物(にもつ)を持たさ(もたさ)れたオオナムヂが、遅れ(おくれ)てやってくるよ。まず、なぜ泣い(ない)ているのかを聞く(きく)んだ。事情(じじょう)を聞く(きく)と、川(かわ)の水(みず)で体(からだ)を洗い(あらい)、ガマの花粉(かふん)を敷い(しい)て横(よこ)になるよう伝える(つたえる)。この神話(しんわ)では、それでうさぎは元(もと)の姿(すがた)に戻る(もどる)よ。現実(げんじつ)のけがの手当て(てあて)とは、分け(わけ)て読ん(よん)でね。

04 / 4

助け(たすけ)て終わり(おわり)、じゃないんだ。

うさぎは、ヤガミヒメが選ぶ(えらぶ)のは兄たち(あにたち)ではなくオオナムヂだと告げる(つげる)よ。そしてヤガミヒメも、オオナムヂとの結婚(けっこん)を望む(のぞむ)んだ。よかった! と思っ(おもっ)たら、まだ続(ぞく)きが。選ば(えらば)れなかった兄たち(あにたち)は怒り(おこり)、オオナムヂに危害(きがい)を加えよ(くわえよ)うとするよ。

どうして、そうなったの?

このうさぎが、どうつながるの?

うさぎを助け(たすけ)た神様(かみさま)が選ば(えらば)れ、それで兄たち(あにたち)にねらわれ、やがて大国主(おおくにぬし)になっていくんだ。最初(さいしょ)から国(くに)を治める(おさめる)神様(かみさま)だったわけじゃない。あの有名(ゆうめい)な話(はなし)が、長い(ながい)成長(せいちょう)の物語(ものがたり)につながっているんだよ。

つながる、次(つぎ)の物語(ものがたり)

親切(しんせつ)な若い(わかい)神様(かみさま)にも、つらい出来事(できごと)が。次(つぎ)は、一人(ひとり)では越え(こえ)られない試練(しれん)が待っ(まっ)ているよ。

この話(はなし)の出典(しゅってん)・省略(しょうりゃく)したところ

古事記(こじき)にもとづく、このサイト独自(どくじ)の短い(みじかい)再話(さいわ)です。現代語訳(げんだいごやく)の転載(てんさい)ではありません。

「因幡(いなば)の白(はく)うさぎ」は親しま(したしま)れている題名(だいめい)です。古事記(こじき)の「稲(いね)羽(わ)の素(もと)兎(うさぎ)」の「素(もと)」は、毛(け)や皮(かわ)を失っ(うしなっ)た姿(すがた)と読む(よむ)説明(せつめい)があります。「ワニ」はここでは原典(げんてん)の呼び名(よびな)を残し(のこし)、サメなどとする説(せつ)があります。手当て(てあて)は神話(しんわ)の中(なか)の描写(びょうしゃ)です。

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