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← 目次(もくじ)へ世界(せかい)と神様(かみさま)のはじまり / 第(だい)5話(わ)

STORY 05 / 13 読書(どくしょ)の目安(めやす) 約(やく)3分(ふん)

力(ちから)だけでは、勝て(かて)ない相手(あいて)。

スサノオとヤマタノオロチ

八つ(やっつ)も頭(あたま)がある大蛇(だいじゃ)に、どう勝つ(かつ)の? スサノオ、剣(けん)を振る(ふる)前(まえ)に作戦(さくせん)を立てる(たてる)よ。

05

ここまでの話(はなし)

高天原(たかまのはら)を追い出さ(おいださ)れたスサノオが、出雲(いずも)の川(かわ)の上流(じょうりゅう)にやってきたよ。

登場(とうじょう)する神様(かみさま)・人物(じんぶつ)

名前(なまえ)は、一(いち)度(ど)で覚え(おぼえ)なくて大丈夫(だいじょうぶ)! 気(き)になった神様(かみさま)の紹介(しょうかい)を開い(ひらい)てみてね。

01 / 4

泣い(ない)ている家族(かぞく)。何(なに)があったの?

川(かわ)をさかのぼったスサノオは、老(ろう)夫婦(ふうふ)と娘(むすめ)のクシナダヒメに出会う(であう)よ。家族(かぞく)が泣く(なく)理由(りゆう)は、ヤマタノオロチという大蛇(だいじゃ)。毎年(まいとし)、娘(むすめ)を食べ(たべ)に来る(くる)んだ。八(はち)人(にん)いた娘(むすめ)は、もうクシナダヒメだけ。今年(ことし)も、その時期(じき)が近づい(ちかづい)ていたよ。

02 / 4

いきなり戦わ(たたかわ)ず、まず準備(じゅんび)。

スサノオは娘(むすめ)との結婚(けっこん)を願い(ねがい)、家族(かぞく)が了承(りょうしょう)すると、オロチを倒す(たおす)準備(じゅんび)を始める(はじめる)よ。クシナダヒメを櫛(くし)に変え(かえ)て髪(かみ)にさし、老(ろう)夫婦(ふうふ)には濃い(こい)酒(さけ)をつくってもらう。垣(かき)には八つ(やっつ)の入口(いりぐち)をつくり、それぞれに酒(さけ)の器(うつわ)を置く(おく)んだ。八つ(やっつ)の頭(あたま)に、一つ(ひとつ)ずつ。ここが作戦(さくせん)のポイント!

03 / 4

尾(お)の中(なか)から、まさかの剣(けん)!

やってきたオロチは、それぞれの器(うつわ)の酒(さけ)を飲み(のみ)、酔っ(よっ)て眠る(ねむる)。そこでスサノオが剣(けん)で倒す(たおす)よ。尾(お)を切る(きる)と、刃(は)が何(なに)かに当たる(あたる)んだ。中(なか)から出(で)てきたのは、不思議(ふしぎ)な剣(けん)! スサノオは、それをアマテラスに差し出す(さしだす)よ。古事記(こじき)では、この剣(けん)が草薙の剣(くさなぎのつるぎ)につながるんだ。

04 / 4

やらかした神様(かみさま)が、今度(こんど)は家族(かぞく)を守る(まもる)。

クシナダヒメを救っ(すくっ)たスサノオは、出雲(いずも)の須賀(すが)に住まい(すまい)をつくるよ。天(てん)では人(ひと)を困ら(こまら)せた神様(かみさま)が、地上(ちじょう)では家族(かぞく)を守っ(まもっ)て、暮らす(くらす)場所(ばしょ)を得る(える)んだ。同じ(おなじ)神様(かみさま)でも、ずいぶん違う(ちがう)姿(すがた)だよね。「悪者(わるもの)」「英雄(えいゆう)」の一言(ひとこと)では、収まら(おさまら)ないところが面白い(おもしろい)んだ。

どうして、そうなったの?

お酒(さけ)を用意(ようい)したのは、どうして?

正面(しょうめん)から力(ちから)比べ(くらべ)をせず、オロチが酔っ(よっ)て眠る(ねむる)ようにするためだよ。お酒(さけ)をつくった家族(かぞく)も、作戦(さくせん)を支え(ささえ)ているんだ。強(つよ)さだけじゃなく、準備(じゅんび)と協力(きょうりょく)。そこに注目(ちゅうもく)すると、どうやって勝っ(かっ)たかが見え(みえ)てくるね。

つながる、次(つぎ)の物語(ものがたり)

出雲(いずも)の国(くに)づくりは、まだまだ続く(つづく)よ。次(つぎ)は、大国主(おおくにぬし)と呼ば(よば)れる前(まえ)の若い(わかい)神様(かみさま)の話(はなし)!

この話(はなし)の出典(しゅってん)・省略(しょうりゃく)したところ

古事記(こじき)にもとづく、このサイト独自(どくじ)の短い(みじかい)再話(さいわ)です。現代語訳(げんだいごやく)の転載(てんさい)ではありません。

高天原(たかまのはら)を出(で)てからのエピソードを一部(いちぶ)省略(しょうりゃく)しています。大蛇(だいじゃ)退治(たいじ)の強い(つよい)描写(びょうしゃ)は短く(みじかく)しています。

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