ここまでの話
イザナミを失ったイザナキは、亡くなった人の世界・黄泉の国へ向かうよ。
登場する神様・人物
名前は、一度で覚えなくて大丈夫! 気になった神様の紹介を開いてみてね。
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向こうの食事、もう食べちゃった。
イザナキは、イザナミに帰ってきてほしいと頼むよ。でもイザナミは、黄泉の国の食べ物を、もう口にしていたんだ。この物語では、それが死者の世界との結びつきを意味する。それでも、帰れるか相談してくることに。その間は、自分の姿を見ないでほしいと伝えるよ。
02 / 4
待てなくて、約束を破ってしまう。
イザナミがなかなか戻らず、イザナキは待ちきれなくなるんだ。明かりをつけてのぞくと、そこには以前とは変わり果てた姿が。怖くなったイザナキは逃げ出す。見られたイザナミは怒って、あとを追うよ。会いたかったはずのふたりが、すれちがってしまったんだ。
03 / 4
大きな岩の、こっちと向こう。
出口に着いたイザナキは、大きな岩で道をふさぐよ。ふたりは岩をはさんで、別れの言葉を交わす。イザナミが一日に千人の命を奪うと言うと、イザナキは一日に千五百の産屋を建てると答えるんだ。産屋は、子を産むための小屋。死があっても、新しい命が生まれていく世界が語られるよ。
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体を洗ったら、次の神様が!
戻ったイザナキは、水で体を清める。これが「みそぎ」だよ。左目を洗うとアマテラス、右目からツクヨミ、鼻からスサノオが誕生! アマテラスには高天原、ツクヨミには夜の世界、スサノオには海原をまかせるんだ。ここで、物語の中心が次の世代へ移るよ。
どうして、そうなったの?
水で洗うと、神様が生まれるの?
古事記では、イザナキが身を清めるたびに神様が生まれるんだ。大きな別れの後に、新しい命と役目が生まれる流れだよ。「つらい経験の後の、新しい出発」と重ねて読むこともできるね。それは、今のわたしたちの読み方の一つだよ。
つながる、次の物語
天と夜と海に、三つの役目が決まった! ところがスサノオ、まかされた仕事をしないんだ。
この話の出典・省略したところ
古事記にもとづく、このサイト独自の短い再話です。現代語訳の転載ではありません。
死や別れを含む回です。原典の身体についての強い描写は省いています。
- 國學院大學 古事記注釈「黄泉国①」 (新しいタブで開きます)
- 國學院大學 古事記注釈「黄泉国③」 (新しいタブで開きます)
- 國學院大學 古事記注釈「みそぎ②」 (新しいタブで開きます)
- 國學院大學 古事記注釈「三貴子の分治」 (新しいタブで開きます)