ここまでの話
海の神様の娘トヨタマヒメが、ホオリを追って地上へ。子どもを地上で産むためなんだ。
登場する神様・人物
名前は、一度で覚えなくて大丈夫! 気になった神様の紹介を開いてみてね。
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待って、屋根がまだできてない!
浜に、子を産むための小屋をつくるよ。でも屋根をふき終わる前に、子どもが生まれそうになるんだ。トヨタマヒメは、産むときは元の世界の姿に戻るので、決して見ないでほしいとホオリに頼む。地上に来ていても、もともとは海の世界の神様なんだね。
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見ないでって、言ったのに。
ホオリは約束を守らず、中をのぞいてしまう。そこにいたのは、大きなワニの姿のトヨタマヒメ。姿を見られたことを恥じた彼女は、子どもを残して海へ帰るよ。生まれた子はウガヤフキアエズ。長い名前は、屋根がふき終わる前に生まれたことにつながっているんだ。
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離れても、つながりは残る。
トヨタマヒメは子どもを思い、妹のタマヨリビメを、育て役として地上へ送るよ。ホオリとトヨタマヒメは、歌で思いを交わすんだ。一緒に暮らせなくなっても、子どもや歌を通じたつながりは、続いているんだね。
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そして、神武天皇の世代へ!
成長したウガヤフキアエズは、タマヨリビメと結ばれて、四人の子をもうけるよ。その一人が、カムヤマトイワレビコ。後に神武天皇と呼ばれる人なんだ。アマテラスから、ニニギ、ホオリ、ウガヤフキアエズへ。何世代もたどって、初代天皇にたどり着いたね。
どうして、そうなったの?
山と海の家族が、どうして大事なの?
天から来た一族が、山の神の娘、海の神の娘と家族になる。そのつながりが、天皇の家族の由来として語られるんだ。天だけの力で地上を治めるというより、地上のつながりも重ねていく話、と読むことができるよ。
つながる、次の物語
ここまでが、神々の世代を中心にした話。次は、日向から大和へ向かう旅だよ。
この話の出典・省略したところ
古事記にもとづく、このサイト独自の短い再話です。現代語訳の転載ではありません。
タマヨリビメは、物語上、ウガヤフキアエズの母の妹でもあります。古代の系譜に語られる関係を示すもので、現代の家族制度の説明ではありません。
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