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← 目次(もくじ)へ天(てん)・山(やま)・海(うみ)のご縁(えん) / 第(だい)10話(わ)

STORY 10 / 13 読書(どくしょ)の目安(めやす) 約(やく)3分(ふん)

花(はな)の命(いのち)と、岩(いわ)の命(いのち)。

コノハナノサクヤヒメとイワナガヒメ

花(はな)と岩(いわ)、名前(なまえ)にこめた願い(ねがい)は何(なに)? 天(てん)の神様(かみさま)と、山(やま)の家族(かぞく)がつながる話(はなし)だよ。

10

ここまでの話(はなし)

地上(ちじょう)で暮らし(くらし)始め(はじめ)たニニギは、コノハナノサクヤヒメと出会い(であい)、結婚(けっこん)を望む(のぞむ)よ。

登場(とうじょう)する神様(かみさま)・人物(じんぶつ)

名前(なまえ)は、一(いち)度(ど)で覚え(おぼえ)なくて大丈夫(だいじょうぶ)! 気(き)になった神様(かみさま)の紹介(しょうかい)を開い(ひらい)てみてね。

01 / 4

姉妹(しまい)ふたりを送り出し(おくりだし)たのは、なぜ?

コノハナノサクヤヒメの父(ちち)は、山の神(やまのかみ)オオヤマツミ。結婚(けっこん)を喜ん(よろこん)だ父(ちち)は、姉(あね)のイワナガヒメも一緒(いっしょ)に送り出す(おくりだす)よ。そこには、花(はな)のように栄える(さかえる)ことと、岩(いわ)のように長く(ながく)続く(つづく)こと、二つ(ふたつ)の願い(ねがい)があるんだ。名前(なまえ)にも、ちゃんと意味(いみ)がつながっているんだね。

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ちょっと、見た目(みため)だけで決め(きめ)ちゃうの?

ニニギは、イワナガヒメの見た目(みため)を好ま(このま)ず、姉(あね)だけを送り返し(おくりかえし)てしまうんだ。父(ちち)は、ふたりにこめた願い(ねがい)を明かす(あかす)。そして、姉(あね)を返し(かえし)たために、天(てん)の神様(かみさま)の子孫(しそん)の命(いのち)も花(はな)のようにはかなくなると伝える(つたえる)よ。古事記(こじき)はここから、天皇(てんのう)にも命(いのち)の限り(かぎり)があることへ話(はなし)をつなげるんだ。

03 / 4

信じ(しんじ)てほしいのに、疑わ(うたがわ)れる。

子(こ)を授かっ(さずかっ)たと伝え(つたえ)たコノハナノサクヤヒメ。でも、ニニギは自分(じぶん)の子(こ)なのかと疑う(うたがう)よ。彼女(かのじょ)は、ニニギの子(こ)なら無事(ぶじ)に生まれる(うまれる)はずだとして、子(こ)を産む(うむ)小屋(こや)に火(ひ)をつけ、その中(なか)で三人(さんにん)の子(こ)を産む(うむ)んだ。ここは神話(しんわ)ならではの、命(いのち)をかけた証明(しょうめい)の場面(ばめん)だよ。

04 / 4

その子ども(こども)たちが、次(つぎ)の主役(しゅやく)!

三人(さんにん)のうち、海(うみ)で獲物(えもの)をとるホデリと、山(やま)で獲物(えもの)をとるホオリが、次(つぎ)の話(はなし)の中心(ちゅうしん)になるよ。父(ちち)は天(てん)から来(き)たニニギ、母(はは)は山の神(やまのかみ)の娘(むすめ)。だから、天(てん)と山(やま)の両方(りょうほう)につながる子ども(こども)たちなんだ。その一人(ひとり)が、今度(こんど)は海(うみ)の神様(かみさま)の世界(せかい)へ向かう(むかう)よ。

どうして、そうなったの?

見た目(みため)で選ぶ(えらぶ)のが正解(せいかい)、って話(はなし)?

むしろ、その選び方(えらびかた)で「長く(ながく)続く(つづく)命(いのち)」を失う(うしなう)んだ。昔(むかし)の話(はなし)に出(で)てくる行動(こうどう)を、全部(ぜんぶ)そのままお手本(おてほん)にしなくてもいいよ。父(ちち)がこめた二つ(ふたつ)の願い(ねがい)と、ニニギが選ん(えらん)だ結果(けっか)。そこを見比べる(みくらべる)と、自分(じぶん)ならどうするか考え(かんがえ)られるね。

つながる、次(つぎ)の物語(ものがたり)

天(てん)と山(やま)が家族(かぞく)になった! 次(つぎ)は、なくした一(いち)本(ほん)の釣り針(つりばり)から、海(うみ)の世界(せかい)へ向かう(むかう)よ。

この話(はなし)の出典(しゅってん)・省略(しょうりゃく)したところ

古事記(こじき)にもとづく、このサイト独自(どくじ)の短い(みじかい)再話(さいわ)です。現代語訳(げんだいごやく)の転載(てんさい)ではありません。

出産(しゅっさん)場面(ばめん)は神話(しんわ)の中(なか)の不思議(ふしぎ)な出来事(できごと)です。名前(なまえ)は読み(よみ)やすい一般(いっぱん)的(てき)な呼び(よび)方(かた)にそろえています。

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