KAMI VIBES 読みもの(よみもの)占っ(うらなっ)てみる
← 目次(もくじ)へ世界(せかい)と神様(かみさま)のはじまり / 第(だい)1話(わ)

STORY 01 / 13 読書(どくしょ)の目安(めやす) 約(やく)4分(ふん)

まだ、世界(せかい)に形(かたち)がなかったころ。

アメノミナカヌシと、天地(あめつち)のはじまり

国(くに)も、人(ひと)の暮らし(くらし)も、まだないころ。最初(さいしょ)の神様(かみさま)って、どうやって現れ(あらわれ)たの? まずはアメノミナカヌシから見(み)てみよ。

01

ここまでの話(はなし)

イザナギ・イザナミより、もっと前(まえ)へ。古事記(こじき)のいちばん最初(さいしょ)からスタート! この読みもの(よみもの)では、イザナギを古事記(こじき)の読み(よみ)に合わせ(あわせ)て「イザナキ」と呼ぶ(よぶ)よ。

登場(とうじょう)する神様(かみさま)・人物(じんぶつ)

名前(なまえ)は、一(いち)度(ど)で覚え(おぼえ)なくて大丈夫(だいじょうぶ)! 気(き)になった神様(かみさま)の紹介(しょうかい)を開い(ひらい)てみてね。

01 / 4

まず、神様(かみさま)が現れる(あらわれる)。え、どこから?

天(てん)と地(ち)が、初めて(はじめて)現れ(あらわれ)たとき。天(てん)の世界(せかい)・高天原(たかまのはら)に、アメノミナカヌシが現れる(あらわれる)よ。続い(つづい)て、タカミムスビとカミムスビも登場(とうじょう)。神様(かみさま)は一柱(ひとはしら)、二柱(ふたはしら)と数える(かぞえる)ので、ここまでで三柱(みはしら)だね。三柱(みはしら)は、男女(だんじょ)のペアにならない「独神(ひとりがみ)」として現れ(あらわれ)、姿(すがた)を隠す(かくす)んだ。誰(だれ)かがアメノミナカヌシを生ん(うん)だ話(はなし)や、この神様(かみさま)が道具(どうぐ)で世界(せかい)をつくる場面(ばめん)は書か(かか)れていない。まず、神様(かみさま)が現れる(あらわれる)。始まり(はじまり)から、不思議(ふしぎ)じゃない?

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まだ大地(だいち)が、ふわふわしてる!?

次に(つぎに)出(で)てくる若い(わかい)国(くに)は、水(みず)に浮く(うく)油(あぶら)や、漂う(ただよう)くらげみたいな姿(すがた)。え、足元(あしもと)の地面(じめん)って、最初(さいしょ)から固い(かたい)わけじゃないの? そこに、葦(あし)という草(くさ)の芽(め)みたいに伸びる(のびる)ものが現れる(あらわれる)んだ。その中(なか)からウマシアシカビヒコヂ、続い(つづい)てアメノトコタチも登場(とうじょう)。この二柱(ふたはしら)も独神(ひとりがみ)で、姿(すがた)を隠す(かくす)よ。初め(はじめ)の三柱(みはしら)と合わせ(あわせ)た五柱(いつはしら)を「別天神(ことあまつかみ)」と呼ぶ(よぶ)んだ。名前(なまえ)は、一(いち)度(ど)で覚え(おぼえ)なくて大丈夫(だいじょうぶ)!

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ここで、イザナキとイザナミが登場(とうじょう)!

それからクニノトコタチ、トヨクモノが現れ(あらわれ)、その後(そのご)は二柱(ふたはしら)ずつペアの神様(かみさま)が続く(つづく)よ。このまとまりが「神世七代(かみのよななよ)」。最後(さいご)に出(で)てくるのが、イザナキとイザナミなんだ。「七(なな)代(だい)」でも、全員(ぜんいん)が親(おや)から子(こ)へ順番(じゅんばん)に生まれ(うまれ)た、と書い(かい)てあるわけではないよ。まず覚え(おぼえ)たいのは、この二柱(ふたはしら)より前(まえ)から、世界(せかい)と神様(かみさま)の話(はなし)は始まっ(はじまっ)ているってこと。

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ふわふわの国(くに)、ふたりにまかせた!

神様(かみさま)たちは現れ(あらわれ)たけれど、国(くに)はまだ漂っ(ただよっ)たまま。そこで天(てん)の神様(かみさま)たちは、イザナキとイザナミに、国(くに)をしっかり整える(ととのえる)仕事(しごと)をまかせるよ。ここからは、神様(かみさま)たちが動い(うごい)て国(くに)をつくる話(はなし)へ。ふたりは授け(さづけ)られた矛(ほこ)を手(て)に、下(した)に広がる(ひろがる)世界(せかい)に向き合う(むきあう)んだ。いよいよ、国(くに)づくりが始まる(はじまる)!

どうして、そうなったの?

どうして、ここから読む(よむ)の?

最初(さいしょ)から島(しま)も人(ひと)もそろっていたわけじゃない。形(かたち)の定まら(さだまら)ない世界(せかい)に神様(かみさま)が現れ(あらわれ)、少し(すこし)ずつ国(くに)づくりへ進む(すすむ)。その流れ(ながれ)が見える(みえる)からだよ。くらげの漂い(ただよい)方(かた)や、草(くさ)の芽(め)の伸び(のび)方(かた)で、見(み)たことのない世界(せかい)の始まり(はじまり)を語る(かたる)んだ。身近(みぢか)な自然(しぜん)から、こんなに大きな(おおきな)話(はなし)を思い描く(おもいえがく)って、面白い(おもしろい)よね。

つながる、次(つぎ)の物語(ものがたり)

ふわふわの国(くに)を、どうやって島(しま)にするの? 次(つぎ)は、イザナキとイザナミの出番(でばん)だよ。

この話(はなし)の出典(しゅってん)・省略(しょうりゃく)したところ

古事記(こじき)にもとづく、このサイト独自(どくじ)の短い(みじかい)再話(さいわ)です。現代語訳(げんだいごやく)の転載(てんさい)ではありません。

天地(あめつち)初発(しょはつ)、別天神(ことあまつかみ)、神世七代(かみのよななよ)、国(くに)づくりの命令(めいれい)という順序(じゅんじょ)に沿っ(そっ)た再話(さいわ)です。「造化三神(ぞうかさんしん)」は初め(はじめ)の三柱(みはしら)をまとめた呼び名(よびな)。神世七代(かみのよななよ)の中間(ちゅうかん)の神名(しんめい)は省略(しょうりゃく)しています。漂う(ただよう)若い(わかい)国(くに)の描写(びょうしゃ)を、現代(げんだい)科学(かがく)の宇宙(うちゅう)空間(くうかん)やビッグバンそのものと断定(だんてい)していません。古代(こだい)にも世界(せかい)の成り立ち(なりたち)を考える(かんがえる)思想(しそう)があり、「当時(とうじ)は宇宙(うちゅう)についての考え(かんがえ)が全く(まったく)なかった」とは言い(いい)切れ(きれ)ません。

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