KAMI VIBES 読みもの(よみもの)占っ(うらなっ)てみる

MEET THE KAMI / 30 PROFILES

神様(かみさま)だって、
ひとことで言え(いえ)ない。

照らす(てらす)、つくる、導く(みちびく)。ときには失敗(しっぱい)もする。
「どんな神様(かみさま)?」「誰(だれ)の家族(かぞく)?」から、のぞいてみよう。

神社(じんじゃ)の顔ぶれ(かおぶれ)・大黒(だいこく)さま・恵比寿(えびす)さまはこちら ↗

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

アメノミナカヌシ

古事記(こじき)の、いちばん最初(さいしょ)に現れる(あらわれる)

古事記(こじき)で、いちばん最初(さいしょ)に名前(なまえ)が出(で)てくる神様(かみさま)だよ。天(てん)の世界(せかい)・高天原(たかまのはら)に現れ(あらわれ)、やがて姿(すがた)を隠す(かくす)んだ。何(なに)かをつくったり、誰(だれ)かと戦っ(たたかっ)たりする場面(ばめん)は書か(かか)れていない。でも、長い(ながい)神様(かみさま)の物語(ものがたり)は、この名前(なまえ)から始まる(はじまる)。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?タカミムスビ、カミムスビと合わせ(あわせ)て造化三神(ぞうかさんしん)と呼ば(よば)れる。

高御産巣日神(たかみむすびのかみ)

タカミムスビ

天(てん)の作戦(さくせん)を動かす(うごかす)、神話(しんわ)のフィクサー

たとえるなら、天(てん)の作戦(さくせん)を動かす(うごかす)フィクサー。フィクサーって、大事(だいじ)な計画(けいかく)を進め(すすめ)たり、人(ひと)を動かし(うごかし)たりする役(やく)のことだよ。「地上(ちじょう)へ誰(だれ)を送る(おくる)?」と相談(そうだん)する場面(ばめん)にも、神武天皇(じんむてんのう)の旅(たび)を助ける(たすける)場面(ばめん)にも登場(とうじょう)。最初(さいしょ)に出(で)て終わり(おわり)、じゃないんだ。タカギという名前(なまえ)でも出(で)てくるよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?最初(さいしょ)に現れる(あらわれる)三柱(みはしら)の一柱(ひとはしら)。アマテラスと一緒(いっしょ)に、天(てん)から地上(ちじょう)へ神様(かみさま)を送り出す(おくりだす)。

ここにも登場(とうじょう)!

神産巣日神(かみむすびのかみ)

カミムスビ

ピンチの命(いのち)をつなぐ、頼れる(たよれる)助っ人(すけっと)

たとえるなら、ピンチの命(いのち)をつなぐ、頼れる(たよれる)助っ人(すけっと)。大国主(おおくにぬし)が命(いのち)を落とす(おとす)と、その母(はは)の願い(ねがい)を聞い(きい)て、助ける(たすける)神様(かみさま)たちを送り出す(おくりだす)んだ。さらに、大国主(おおくにぬし)と国(くに)をつくるスクナビコナの親(おや)でもある。「え、ここもつながるの?」が見つかる(みつかる)神様(かみさま)だよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?最初(さいしょ)に現れる(あらわれる)三柱(みはしら)の一柱(ひとはしら)。スクナビコナの親(おや)で、大国主(おおくにぬし)の命(いのち)も助ける(たすける)。

ここにも登場(とうじょう)!

  • 大国主(おおくにぬし)のピンチ ↗

    母(はは)の願い(ねがい)を聞き(きき)、命(いのち)を助ける(たすける)神様(かみさま)を送る(おくる)。

  • 国(くに)づくり ↗

    大国主(おおくにぬし)とスクナビコナに、一緒(いっしょ)に国(くに)をつくるよう伝える(つたえる)。

伊耶那岐命(いざなきのみこと)

イザナキ

国(くに)を生み(うみ)、次(つぎ)の世代(せだい)へつなぐ

イザナミと一緒(いっしょ)に、日本(にっぽん)の島々(しまじま)や神様(かみさま)を生む(うむ)神様(かみさま)だよ。イザナミに会い(あい)たくて、亡くなっ(なくなっ)た人(ひと)の世界(せかい)まで追いかける(おいかける)んだ。その帰り(かえり)に体(からだ)を洗う(あらう)と、アマテラスたちが誕生(たんじょう)。家族(かぞく)の話(はなし)が、次(つぎ)の神様(かみさま)の話(はなし)につながっていくよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?イザナミの夫(おっと)。みそぎから三柱(みはしら)の神様(かみさま)が誕生(たんじょう)。

伊耶那美命(いざなみのみこと)

イザナミ

国生み(くにうみ)から、死者(ししゃ)の世界(せかい)へ

イザナキと一緒(いっしょ)に、島々(しまじま)や神様(かみさま)を生む(うむ)神様(かみさま)だよ。でも、火(ひ)の神様(かみさま)を産ん(うん)だときのやけどで亡くなっ(なくなっ)てしまう。そこから、亡くなっ(なくなっ)た人(ひと)の世界(せかい)・黄泉の国(よみのくに)の話(はなし)へ。命(いのち)が生まれる(うまれる)ことと、大切(たいせつ)な人(ひと)との別れ(わかれ)をたどる物語(ものがたり)なんだ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?イザナキの妻(つま)。国生み(くにうみ)の二柱(ふたはしら)の一方(いっぽう)。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)

アマテラス

世界(せかい)を照らし(てらし)、天(てん)を治める(おさめる)

天(てん)の世界(せかい)の中心(ちゅうしん)にいる、太陽(たいよう)の神様(かみさま)。スサノオの乱暴(らんぼう)な行い(おこない)におびえて、岩(いわ)の戸(と)の奥(おく)に隠れ(かくれ)てしまうことも。そんなときは、みんなが知恵(ちえ)を出し(だし)て助ける(たすける)んだ。孫(まご)のニニギを地上(ちじょう)へ送り出す(おくりだす)、おばあちゃんでもあるよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?ツクヨミ・スサノオとともに誕生(たんじょう)。ニニギの祖母(そぼ)。

月読命(つくよみのみこと)

ツクヨミ

夜(よる)の世界(せかい)をまかされた神様(かみさま)

イザナキが右目(みぎめ)を洗っ(あらっ)たときに生まれ(うまれ)、夜(よる)の世界(せかい)をまかされた神様(かみさま)だよ。でも実は(じつは)、古事記(こじき)での出番(でばん)は少なめ(すくなめ)。「どんな性格(せいかく)?」は、この本(ほん)だけではよく分から(わから)ないんだ。名前(なまえ)は有名(ゆうめい)でも、書か(かか)れていることは少ない(すくない)神様(かみさま)もいるよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?アマテラス・スサノオと同じ(おなじ)、みそぎの場面(ばめん)に登場(とうじょう)。

須佐之男命(すさのおのみこと)

スサノオ

乱暴(らんぼう)もする。人(ひと)も助ける(たすける)。

天(てん)の世界(せかい)では、大(だい)暴れ(あばれ)して追い出さ(おいださ)れる。でも出雲(いずも)では、大蛇(だいじゃ)のオロチを倒し(たおし)て家族(かぞく)を助ける(たすける)んだ。「困っ(こまっ)た神様(かみさま)? 頼れる(たよれる)神様(かみさま)?」と、一言(ひとこと)では決め(きめ)られないよね。大国主(おおくにぬし)に難しい(むずかしい)試練(しれん)を出す(だす)場面(ばめん)にも登場(とうじょう)するよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?アマテラスの弟(おとうと)。クシナダヒメの夫(おっと)。スセリビメの父(ちち)。カムオオイチヒメとの間(ま)には、大年神(おおとしのかみ)とウカノミタマが生まれる(うまれる)。

天宇受売命(あめのうずめのみこと)

アメノウズメ

踊り(おどり)と対話(たいわ)で、場(ば)を動かす(うごかす)

アマテラスが隠れ(かくれ)た岩戸(いわと)の前(まえ)で踊り(おどり)、神様(かみさま)たちを大笑い(おおわらい)させる。その笑い(わらい)が、岩戸(いわと)を開く(ひらく)きっかけになるんだ。ニニギが地上(ちじょう)へ向かう(むかう)ときには、道(みち)に立つ(たつ)サルタヒコに声(こえ)をかけるよ。踊り(おどり)だけじゃない活躍(かつやく)にも注目(ちゅうもく)!

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?アマテラスを迎える(むかえる)場面(ばめん)と、ニニギを送る(おくる)場面(ばめん)をつなぐ。

櫛名田比売(くしなだひめ)

クシナダヒメ

出雲(いずも)で、新しい(あたらしい)家族(かぞく)を結ぶ(むすぶ)

毎年(まいとし)オロチに娘(むすめ)をさらわれてきた家族(かぞく)の、最後(さいご)に残っ(のこっ)た娘(むすめ)だよ。スサノオに助け(たすけ)られ、二人(ふたり)は夫婦(ふうふ)になって出雲(いずも)で暮らし(くらし)始める(はじめる)んだ。本人(ほんにん)がどんな気持ち(きもち)だったかは、古事記(こじき)には詳しく(くわしく)書か(かか)れていないよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?アシナヅチ・テナヅチの娘(むすめ)。スサノオの妻(つま)。

大国主神(おおくにぬしのかみ)

オオクニヌシ

助け(たすけ)られながら、国(くに)をつくる

うさぎを助け(たすけ)た、あの神様(かみさま)! 若い(わかい)ころはオオナムヂという名前(なまえ)だったんだ。何(なん)度(ど)もピンチになるけれど、母(はは)やスセリビメ、仲間(なかま)に助け(たすけ)られて国(くに)をつくる。国(くに)を譲る(ゆずる)か決める(きめる)ときは、子ども(こども)たちの考え(かんがえ)も聞く(きく)よ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?スセリビメと結ば(むすば)れる。コトシロヌシとタケミナカタの父(ちち)。スクナビコナは国(くに)づくりの仲間(なかま)。

須勢理毘売命(すせりびめのみこと)

スセリビメ

危険(きけん)を知り(しり)、助ける(たすける)方法(ほうほう)を伝える(つたえる)

スサノオの娘(むすめ)で、大国主(おおくにぬし)と夫婦(ふうふ)になる神様(かみさま)だよ。父(ちち)のスサノオが大国主(おおくにぬし)に難しい(むずかしい)試練(しれん)を出す(だす)と、切り抜ける(きりぬける)ための道具(どうぐ)と使い(つかい)方(かた)を教える(おしえる)んだ。大国主(おおくにぬし)の成功(せいこう)をたどると、「ここでも助け(たすけ)ていたんだ!」と気づく(きづく)はず。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?スサノオの娘(むすめ)。大国主(おおくにぬし)の妻(つま)。

少名毗古那神(すくなびこなのかみ)

スクナビコナ

小さな(ちいさな)体(からだ)で、大きな(おおきな)国(くに)づくり

小さな(ちいさな)船(ふね)で海(うみ)の向こう(むこう)からやってくる、小さな(ちいさな)神様(かみさま)。でも、まかせられる仕事(しごと)は大きい(おおきい)! 大国主(おおくにぬし)と一緒(いっしょ)に国(くに)をつくる、大切(たいせつ)な仲間(なかま)なんだ。親(おや)は、世界(せかい)の始まり(はじまり)に出(で)てきたカミムスビだよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?カミムスヒの子(こ)。大国主(おおくにぬし)の国(くに)づくりの仲間(なかま)。

建御雷神(たけみかづちのかみ)

タケミカヅチ

話し合い(はなしあい)も、力(ちから)比べ(くらべ)も。天(てん)からの使い(つかい)

天(てん)の神様(かみさま)たちの使い(つかい)として、大国主(おおくにぬし)のもとへ。「この国(くに)を譲っ(ゆずっ)てほしい」と伝え(つたえ)、タケミナカタとの力(ちから)比べ(くらべ)にも勝つ(かつ)んだ。後(ご)の神武天皇(じんむてんのう)の旅(たび)では、この神様(かみさま)の剣(けん)が危機(きき)を救う(すくう)よ。名前(なまえ)の似(に)たタケミナカタとは、別(べつ)の神様(かみさま)。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?古事記(こじき)では剣(けん)の神(かみ)・伊都之尾羽張神(いつのおはばりのかみ)の子(こ)として遣わさ(つかわさ)れる。タケミナカタは国譲り(くにゆずり)の相手(あいて)。

邇邇芸命(ににぎのみこと)

ニニギ

天(てん)から来(き)た、地上(ちじょう)の新しい(あたらしい)世代(せだい)

アマテラスの孫(まご)で、仲間(なかま)と一緒(いっしょ)に天(てん)から地上(ちじょう)へ降り(おり)てくる神様(かみさま)だよ。地上(ちじょう)では、山の神(やまのかみ)様(さま)の娘(むすめ)と結婚(けっこん)するんだ。大きな(おおきな)役目(やくめ)をもつけれど、見た目(みため)で相手(あいて)を選ん(えらん)だり、妻(つま)を疑っ(うたがっ)たりもする。神武天皇(じんむてんのう)につながる家族(かぞく)の物語(ものがたり)は、ここから先(さき)も続く(つづく)よ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?オシホミミの子(こ)。アマテラスの孫(まご)。ホオリの父(ちち)。

猿田毘古神(さるたひこのかみ)

サルタヒコ

天(てん)から来る(くる)一行(いっこう)の、道案内(みちあんない)

ニニギたちが地上(ちじょう)へ向かう(むかう)と、天(てん)と地(ち)の道(みち)に立っ(たっ)ている神様(かみさま)が。それがサルタヒコ。「何(なに)をしに来(き)たの?」とウズメに聞か(きか)れると、道案内(みちあんない)に来(き)たと答える(こたえる)んだ。知ら(しら)ない土地(とち)へ進む(すすむ)とき、案内(あんない)役(やく)がいると心強い(こころづよい)よね。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?天孫降臨(てんそんこうりん)で、ウズメと対話(たいわ)しニニギを導く(みちびく)。

天児屋命(あめのこやねのみこと)

アメノコヤネ

言葉(ことば)と祭り(まつり)で、神様(かみさま)を迎える(むかえる)

岩戸(いわと)の前(まえ)で、神様(かみさま)に語りかける(かたりかける)特別(とくべつ)な言葉(ことば)「祝詞(のりと)」をとなえる神様(かみさま)だよ。ニニギが地上(ちじょう)へ降りる(おりる)ときにも、一緒(いっしょ)についていくんだ。春日大社(かすがたいしゃ)にも祀(まつ)られていて、中臣氏(なかとみし)という一族(いちぞく)の始まり(はじまり)の神様(かみさま)として伝え(つたえ)られているよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?岩戸(いわと)・天孫降臨(てんそんこうりん)の両方(りょうほう)に登場(とうじょう)。中臣氏(なかとみし)の祖先(そせん)神(かみ)とされる。

木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)

コノハナノサクヤヒメ

花(はな)の名(な)をもち、天(てん)と山(やま)を結ぶ(むすぶ)

山の神(やまのかみ)オオヤマツミの娘(むすめ)で、ニニギと結婚(けっこん)する神様(かみさま)だよ。おなかの子(こ)の父親(ちちおや)を疑わ(うたがわ)れると、火(ひ)をつけた産屋(うぶや)で子(こ)を産む(うむ)、激しい(はげしい)場面(ばめん)もあるんだ。花(はな)のような名前(なまえ)だけど、物語(ものがたり)を読む(よむ)と、かわいいだけでは語れ(かたれ)ない姿(すがた)が見え(みえ)てくるよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?イワナガヒメの妹(いもうと)。ホデリ・ホオリたちの母(はは)。

石長比売(いわながひめ)

イワナガヒメ

岩(いわ)のように続く(つづく)命(いのち)を託さ(たくさ)れる

コノハナノサクヤヒメのお姉さん(ねえさん)。妹(いもうと)と一緒(いっしょ)にニニギのもとへ行く(いく)けれど、送り返さ(おくりかえさ)れてしまうんだ。父(ちち)がこの神様(かみさま)に託し(たくし)たのは、岩(いわ)のように長く(ながく)続く(つづく)命(いのち)。見た目(みため)だけで選ぶ(えらぶ)と、大切(たいせつ)なものを見逃す(みのがす)かも。そんな読み方(よみかた)もできる話(はなし)だよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?オオヤマツミの娘(むすめ)。コノハナノサクヤヒメの姉(あね)。

火照命(ほでりのみこと)

ホデリ(海幸彦(うみさちひこ))

海(うみ)の猟(りょう)をする、兄(あに)

海(うみ)で魚(さかな)などをとるのが得意(とくい)な、お兄さん(にいさん)。弟(おとうと)に釣り針(つりばり)をなくされて、「元(もと)の針(はり)を返し(かえし)て」と求める(もとめる)んだ。弟(おとうと)はその針(はり)を探し(さがし)て、海(うみ)の神様(かみさま)の宮(みや)へ。きょうだいのけんかが、大きな(おおきな)旅(たび)につながっていくよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?ニニギとコノハナノサクヤヒメの子(こ)。ホオリの兄(あに)。

火遠理命(ほおりのみこと)

ホオリ(山幸彦(やまさちひこ))

山(やま)から、海(うみ)の世界(せかい)へ旅(たび)する

山(やま)で獲物(えもの)をとるのが得意(とくい)な、弟(おとうと)だよ。兄(あに)の釣り針(つりばり)をなくして、海(うみ)の神様(かみさま)の宮(みや)へ探し(さがし)に行く(いく)んだ。そこでトヨタマヒメと出会い(であい)、夫婦(ふうふ)に。天(てん)から始まっ(はじまっ)た家族(かぞく)が、山(やま)、そして海(うみ)の家族(かぞく)ともつながっていくよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?ニニギの子(こ)。トヨタマヒメの夫(おっと)。ウガヤフキアエズの父(ちち)。

豊玉毘売命(とよたまびめのみこと)

トヨタマヒメ

海(うみ)から来(き)て、次(つぎ)の世代(せだい)を生む(うむ)

海(うみ)の神様(かみさま)の娘(むすめ)で、ホオリと夫婦(ふうふ)になるよ。地上(ちじょう)で子(こ)を産む(うむ)けれど、約束(やくそく)を破ら(やぶら)れて本来(ほんらい)の姿(すがた)を見(み)られ、海(うみ)へ帰っ(かえっ)てしまうんだ。その後(そのご)も、妹(いもうと)に子ども(こども)の世話(せわ)を頼ん(たのん)だり、歌(うた)で気持ち(きもち)を伝え(つたえ)たり。離れ(はなれ)ても、家族(かぞく)の話(はなし)は続く(つづく)よ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?ホオリの妻(つま)。タマヨリビメの姉(あね)。神武天皇(じんむてんのう)の祖母(そぼ)。

玉依毘売命(たまよりびめのみこと)

タマヨリビメ

海(うみ)の家族(かぞく)から、神武天皇(じんむてんのう)のお母さん(おかあさん)へ

海(うみ)へ帰っ(かえっ)た姉(あね)トヨタマヒメに代わっ(かわっ)て、子ども(こども)の世話(せわ)をする神様(かみさま)だよ。後(ご)に、その子(こ)のウガヤフキアエズと夫婦(ふうふ)になり、神武天皇(じんむてんのう)たちの母(はは)になるんだ。ほかの話(はなし)にも同じ(おなじ)ような名前(なまえ)が出(で)てくるけれど、いつも同じ(おなじ)神様(かみさま)とは限ら(かぎら)ないよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?トヨタマヒメの妹(いもうと)。神武天皇(じんむてんのう)の母(はは)。

鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)

ウガヤフキアエズ

神様(かみさま)の家族(かぞく)と、初代(しょだい)天皇(てんのう)をつなぐ

名前(なまえ)、長い(ながい)よね。生まれる(うまれる)ための小屋(こや)の屋根(やね)が、ふき終わら(おわら)ないうちに生まれ(うまれ)たことと結びつい(むすびつい)ているんだ。父(ちち)はホオリ、母(はは)は海(うみ)の神様(かみさま)の娘(むすめ)トヨタマヒメ。そして、この人(ひと)の子(こ)が神武天皇(じんむてんのう)。家族(かぞく)のつながりが、ここで大きな(おおきな)節目(ふしめ)を迎える(むかえる)よ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?ホオリとトヨタマヒメの子(こ)。神武天皇(じんむてんのう)の父(ちち)。

神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)

カムヤマトイワレビコ

古事記(こじき)が語る(かたる)、初代(しょだい)天皇(てんのう)

後(ご)に神武天皇(じんむてんのう)と呼ば(よば)れる人(ひと)だよ。日向(ひむか)から東(ひがし)へ旅(たび)をして、神様(かみさま)の助け(たすけ)や人々(ひとびと)との出会い(であい)を重ね(かさね)、大和(やまと)の橿原(かしはら)で国(くに)を治め(おさめ)たと古事記(こじき)は語る(かたる)んだ。神様(かみさま)の家族(かぞく)の話(はなし)が、初代(しょだい)天皇(てんのう)の話(はなし)へつながるところだよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?ウガヤフキアエズとタマヨリビメの子(こ)。

建御名方神(たけみなかたのかみ)

タケミナカタ

力(ちから)比べ(くらべ)から、諏訪(すわ)の地(ち)へ

大国主(おおくにぬし)の子(こ)で、国譲り(くにゆずり)のときに「力(ちから)比べ(くらべ)で決めよ(きめよ)う」と天(てん)の使い(つかい)に挑む(いどむ)神様(かみさま)。相手(あいて)のタケミカヅチに敗れ(やぶれ)、信濃(しなの)の諏訪(すわ)へ逃れ(のがれ)て、国(くに)を譲る(ゆずる)ことを認める(みとめる)んだ。春日大社(かすがたいしゃ)の神様(かみさま)は相手(あいて)のタケミカヅチ。似(に)た名前(なまえ)だから、ここを見分けよ(みわけよ)う。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?大国主(おおくにぬし)の子(こ)。コトシロヌシも同じ(おなじ)父(ちち)をもつ。

宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

ウカノミタマ

食べ物(たべもの)の名(な)をもつ、お稲荷(いなり)さんの神様(かみさま)

お稲荷(いなり)さんでおなじみの神様(かみさま)が、実は(じつは)スサノオの子(こ)! 「ウカ」は食べ物(たべもの)にかかわる言葉(ことば)なんだ。古事記(こじき)では家族(かぞく)の名前(なまえ)が並ぶ(ならぶ)ところに登場(とうじょう)し、後(ご)に稲荷(いなり)の信仰(しんこう)と結びつい(むすびつい)ていくよ。伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)や笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)などに祀(まつ)られているんだ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?スサノオと神大市比売(かむおおいちひめ)の子(こ)。大年神(おおとしのかみ)と同じ(おなじ)両親(りょうしん)をもつ。

大年神(おおとしのかみ)

オオトシ

実り(みのり)を願う(ねがう)「年(とし)」の神様(かみさま)

「トシ」は、お米(おこめ)などの実り(みのり)とつながる言葉(ことば)だよ。ウカノミタマとは、同じ(おなじ)お父さん(おとうさん)・お母さん(おかあさん)から生まれ(うまれ)たきょうだい。お正月(おしょうがつ)に迎える(むかえる)年(とし)神様(かみさま)にも豊作(ほうさく)を願う(ねがう)気持ち(きもち)が重なる(かさなる)けれど、土地(とち)によって伝え(つたえ)方(かた)が違う(ちがう)んだ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?スサノオと神大市比売(かむおおいちひめ)の子(こ)。ウカノミタマときょうだい。

事代主神(ことしろぬしのかみ)

コトシロヌシ

国譲り(くにゆずり)に、答え(こたえ)を出す(だす)子(こ)

大国主(おおくにぬし)が「国(くに)を譲っ(ゆずっ)てほしいと言わ(いわ)れたけど、どう思う(おもう)?」と相談(そうだん)する子(こ)だよ。鳥(とり)や魚(さかな)をとりに出かけ(でかけ)ていたところを呼ば(よば)れ、国(くに)を譲る(ゆずる)ことに賛成(さんせい)するんだ。後(ご)の時代(じだい)には、今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)などでえびすさまとして祀(まつ)られるよ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?大国主(おおくにぬし)と神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)の子(こ)。タケミナカタも大国主(おおくにぬし)の子(こ)。

水蛭子(ひるこ)

ヒルコ

海(うみ)を漂う(ただよう)物語(ものがたり)と、えびす信仰(しんこう)

イザナキとイザナミの子(こ)で、草(くさ)の一種(いっしゅ)・葦(あし)でつくった船(ふね)に乗せ(のせ)られ、海(うみ)へ流さ(ながさ)れるんだ。その後(そのご)どうなったかは、古事記(こじき)のこの場面(ばめん)には書か(かか)れていないよ。西宮神社(にしのみやじんじゃ)では、後(ご)に伝わっ(つたわっ)た話(はなし)の中(なか)で、えびすさまと結びつい(むすびつい)ていくんだ。

家族(かぞく)や仲間(なかま)は?イザナキとイザナミの子(こ)。大国主(おおくにぬし)の子(こ)ではない。